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【5時間30分】東京を歩いて縦断してみた!おすすめの観光やチェアリングスポットも紹介!

 

こんにちは、毎週都内各地でチェアリングをしている『チェア活!』の編集長です。

 

チェアリングとは簡単に言えば、「折りたたみ椅子を置いて、自然や空間を楽しむこと」です。詳しくは👇をご覧ください。

samuraisan9001.hatenablog.com

 

「東京ってそんなに広くないし、もしかして歩いて縦断したら意外と行けちゃうんじゃないか?」と考えたことはないですか?

 

歩くことが大好きで思い立ったらすぐに行動する私はある日思いました。

「最近運動不足なこともあるし、せっかくなら1日かけて東京中を歩き回ってチェアリングしてみよう。なんならちょろっと東京縦断しちゃおう!」。

 

こんな無茶を思い立ったのが当日の朝8時なのです。

 

今回は、王子駅から新木場駅まで「5時間30分かけて東京を歩いて縦断してみた」です!

 

荷物は折りたたみ椅子一つだけ、約20kmの道のりを歩きながら各地の公園でチェアリング。

東京ならではの個性豊かな街々の魅力をたっぷりと味わってきました

 

縦断しながら立ち寄った都内の観光やチェアリングスポットも紹介もするんだよ!

 

 

東京縦断の予定

今回は私が住んでいる北区にある「王子神社」を朝の10時にスタートして、江東区にあり、名前がゴールにぴったりの「夢の島公園」を目指します。

日時:2023年10月18日 10時スタート

移動時間(予定):4時間

移動距離(予定):18km

 

最短で向かうと17kmくらいの道のりですが、途中都内の観光スポットやチェアリングスポットを周る予定なので、おおよそ18km~20kmほどを予定しています。

 

フルマラソンの半分程度の距離なので、正直まぁなんとかなるだろうなとは思ってました。

しかし、そんなに甘くはなかったです・・・

 

王子神社~上野公園 約6km(10時~11時40分)

 

天気は快晴、最高気温25度と、ちょっと汗ばむくらい暖かい日でした。

秋風が吹いていて涼しく、歩くには絶好のシチュエーション。

 

観光スポット「王子神社」

歴史ある王子神社

今回スタート地点にしたのは私の住む北区にある「王子神社」です。
約700年の歴史があるといわれていて、子育ての後利益があることで知られています。

 

初詣期間には1時間待ちも当たり前の、たっぷりとご利益が見込める神社です。

 

今回はここで旅の安全を祈願して、東京縦断をスタートします!

 

西日暮里駅付近の景色

まずは、王子から線路沿いに南下して上野方面へ。

遠くにはスカイツリーも見えてテンションも上がります。

 

スカイツリーの特徴的な形は、空に向かって伸びる大きな木をイメージしていて、大きな木の下に人々が集まって心を寄せ合う様子を表しているそう。

造りの意味を知っていると、なんだかパワーをもらえる気がしてきますよね。

 

観光スポット「谷中福丸饅頭」

最初の目的地「谷中福丸饅頭」

最初の目的地は北東京随一の観光地であり、日暮里~西日暮里間にある「谷中」。

昭和の東京の風情が残った下町で、古い木造の家やレトロなカフェなどが立ち並ぶ人気の観光地です。

 

そんな谷中でおすすめのスポットが「谷中福丸饅頭」。

なんとこちらでは、この物価高の時代に、まんじゅうが9個入で110円~160円で買えるんです。

 

9個入160円のカスタードまんじゅう

 

黒糖まんじゅう、よもぎまんじゅう、カスタードまんじゅうなど味も豊富で、よく買いに来るお気に入りのお店です。

www.foodgallery.co.jp

 

カスタードまんじゅうを160円で購入して、次のスポット「上野公園」に向かいます。

谷中から上野までは15分ほどなのでもう一息。

 

チェアリングスポット「上野公園」

最初のチェアリングスポット「上野公園」

王子から歩いて1時間40分、11時40分に最初のチェアリングスポット「上野公園」へ到着しました。

 

園内には東京国立博物館や国立西洋美術館、国立科学博物館、パンダで有名な上野動物園などの国内有数の施設がこれでもかというほどにあります。

チェアリングついでにこれらの施設を回る楽しみがあるのも、上野公園ならではの魅力ですね。

 

特におすすめなのが、日本一試験が難しい実質倍率200倍の東京藝術大学にある「藝大アートプラザ」。

そんな東京藝術大学の学生や卒業生などの作品を無料で見られて、しかも展示されている全作品が購入可能というかなりおもしろいスポットです。

藝大が買える?「藝大アートプラザ」とは【東京藝術大学】 - チェア活!〜チェアリングの記事を毎週更新中!〜

 

清涼感のある噴水前の広場で椅子を広げて一休み。

谷中で買ったカスタードまんじゅうをほおばりながら、20分ほどくつろぎました。

一口サイズのカスタードまんじゅう

外国人のカップルに声をかけられて写真を撮ったら、「Excellent!」と嬉しそうに写真をほめてもらいました。

こういうのってすごく元気が出て、歩く力をもらえますよね!

 

上野公園~浜町公園 約4km(12時~13時)

 

ここからさらに東南方向に向かって、御徒町と秋葉原を抜けて次のチェアリングスポット「浜町公園」へ向かいます。

 

時間は12時過ぎ、気温もかなり上がってかなり暑い・・・

でも体力的にはまだまだ余裕です!

 

お昼ご飯をどこかでGETして、次のチェアリングスポットでランチタイムにしましょう。

 

観光スポット「アメ横商店街」

アメ横商店街

上野公園からすぐの場所にあるのが「アメ横商店街」。

上野駅と御徒町駅の間にあり、約500mの道沿いに約400店のお店が並んでいます。

 

アメ横商店街のお店

カニなどの海鮮や衣料品、雑貨、宝飾品といったものが割安で購入できることから観光地として人気で、叩き売りや呼び込みなどでとても活気のある通りです。

 

特徴的な「アメ横」という名前は、闇市時代にあった数百軒の飴屋に由来される名前だそう。(諸説あり)

 

12時過ぎでお昼時ということもあってかなり人通りは多く、ほとんどは観光客のようでした。

 

歩いているとケバブの香ばしい匂いがして、誘われるようにお店に向かいます。

アメ横商店街のケバブ屋

あの店先で焼いている肉の塊を見ると食欲がすごく湧いてきて、「ケバブ食べたい!」の気持ちにさせられますよね。

安くて手軽に肉々しい食べ物を摂取できるので、ケバブは大好きな食べ物です。

 

600円のケバブサンドを買ったら、次の「浜町公園」へ向かいます。

 

アメ横商店街からは秋葉原を抜けて隅田川沿いまで30分ほど、ケバブが冷めないうちにトコトコ歩き出します。

 

チェアリングスポット「浜町公園」

2カ所目のチェアリングスポット「浜町公園」

歩き始めて3時間、13時ごろに本日2カ所目のチェアリングスポットの「浜町公園」に到着。


中央区日本橋にあるこじんまりとした公園で、あまり広くはありませんが、お昼休みを楽しむ人でそこそこ賑わっていました。

 

小さな池があったのでその前に椅子を置いて、アメ横商店街で買ったケバブサンドを頂きます。

ボリューム満点のケバブサンド

19歳で大阪から来ているという長身のイケメン外国人の店員が「大盛りにしときますね!」とたくさん盛ってくれました。

こぼれるほどにたっぷりの香ばしい肉からは、香ばしい香りがのぼってきて、どこでも手軽に楽しめるBBQ感が最高です。

 

ここまでで歩いた距離が10kmを越えてきて、少し疲れが・・・

チェアリングしながら15分ほど休みましたが、どうしようもなく脚は重いです。

 

浜町公園~清澄公園 約1.2km(13時15分~13時30分)

 

浜町公園でランチを終えて、まずは日本橋のビル街を抜けて隅田川へ。

 

浜町は落ち着いた雰囲気で、裏路地にはひっそりと高級なお店が並んでいます。

そんなお店もランチは結構入りやすい値段でやっていて、日本食やお寿司など美味しそうなお店ばかり。

 

でも、チェアリングしながらケバブ食べたからお腹はいっぱい!

 

隅田川を越えて江東区へ

「浜町公園」から10分ほど歩いて、浜町を抜けて隅田川を渡るといよいよゴールの「夢の島公園」がある江東区へ入ります。

 

チェアリングスポット「清澄公園」

3カ所目のチェアリングスポット「清澄公園」

「浜町公園」から歩いて15分、13時30分に3カ所目のチェアリングスポット「清澄公園」に到着!

日本庭園で有名な観光スポット「清澄庭園」に隣接した公園で、中央には桜の木に囲まれた大きな広場があるのが特徴です。

 

今回は落ち葉でフカフカになった土の上が良さそうだったので、そこに椅子を置くことに。

 

気温も25度近くまで上がってきていましたが、落ち葉の上は熱がこもっていないからか、いくぶん体感温度は涼しく20分ほど休憩。

 

疲れもしんどくなってきたのですが、足の裏が擦れてきて痛い・・・

絆創膏で足裏を補強しながら次の「木場公園」を目指します。

 

清澄公園~木場公園 約1km(13時50分~14時10分)

 

清澄公園を13時50分に出発、東に向かって1kmほど歩くと「東京都現代美術館」がある「木場公園」に到着します。

 

ここまで約15km、確実に足は重くなっていてとにかく気合で歩きます。

途中通った深川資料館通りはハロウィンの飾りつけがされていて、「東京都現代美術館」が近いからかかなり気合が入っていました。

 

観光スポット「東京都現代美術館」

東京都現代美術館

次に紹介するのが日本最大級の面積を誇る、おすすめの美術館「東京都現代美術館」。
1995年開館の現代美術専門の美術館で、約5500点もの収蔵作品を活かした大規模な展示は、社会問題や価値観を問う絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど幅広いジャンルにわたります。

 

以前見て印象的だったのが館内に海を再現したインスタレーション、「現代美術=難しい」が「現代美術=おもしろい!」に大きく変わりました。

 

 

また、館内には無料で楽しめる大規模な美術図書館もあって、がっつり美術の世界に浸れるスポットです。

 

www.mot-art-museum.jp

 

チェアリングスポット「木場公園」

14時過ぎに4カ所目のチェアリングスポット「木場公園」に到着。

出発してから早くも4時間、運動不足の体には疲れがずっしりと響きます。

 

木場公園大橋

「木場公園」は東京都現代美術館がある北地区と、広大な芝生広場が広がる南地区に分かれていて、2つの地区を結ぶ木場公園大橋が公園の間に架かっているのが特徴です。

 

4カ所目のチェアリングスポット「木場公園」

南地区の噴水前に椅子を置くと、大橋の奥にはスカイツリーが見えます。

清涼感がある絶景チェアリングスポットで、今回の東京縦断旅でも特に印象に残った、ずっと座っていたくなる場所でした。

 

ちなみに「木場」という地名は、貯木場や木材の切り出し場があったことに由来しています。

海や川沿いに面していて、木材を海路で運んだり、上流で切り出した木をそのまま川に流していたそう。

 

絶景を眺めながら20分ほどチェアリングを楽しんだら、ゴールの「夢の島公園」まで約4kmの道のりを歩き続けます。

 

木場公園~夢の島公園 約4km(14時30分~15時30分)

 

ここからは明らかに足が重くて、本当にきつかったです。

「残り1時間頑張れ!」を何度も心の中で呟きながら、一歩一歩前に進むだけ。

 

この最後の4kmはしんどかった・・・

 

以前YOUTUBEで見た動画だと、人間が1日に歩ける距離って大体20kmくらいで、そのくらいの感覚で大きな通り沿いには宿場町があるそうです。

そう考えるとフルマラソンとかは本当にヤバいですね・・・

 

「絶対に東京縦断して記事を書いてやる!」という前向きな気持ち100%で最後のチェアリングスポットに向かって、無機質な江東区の道を歩き続けます。

 

14時を過ぎると早くも日が傾き始めて、少しずつ歩きやすい気温になってきました。

 

チェアリングスポット「夢の島公園」

東京縦断のゴール「夢の島公園」へ

王子神社をスタートして約20km、5時間30分をかけて15時32分に東京縦断のゴール「夢の島公園」に到着!

これ以上歩けないくらい疲れているんですけど、それ以上に歩き切った達成感の方が何倍も上回りました。

だって王子から新木場まで電車でも40分くらいはかかるんですよ!

その距離をすべて歩いてきたと思うとめちゃくちゃ感慨深いです。

 

最後のチェアリングスポット「夢の島公園」

「夢の島公園」は新木場駅から歩いて10分の場所にある総合公園。

運河と水路に囲まれた3haの広大な敷地には野球場、体育館、競技場などの運動施設のほか、熱帯植物館、マリーナに面したバーベキュー広場などがあります。

 

今年最後のひまわり

今年最後のひまわりが咲いている芝生広場に椅子を広げてコーラで乾杯!

足は本当に限界で、折りたたみ椅子のありがたさが文字通り身に沁みます・・・

 

まだ16時前ですが、すっかり夕方のオレンジ色の景色。

2023年最後のひまわりにさよならをして帰宅しました。

 

東京縦断の結果

移動時間:5時間32分

移動距離:19.4km

チェアリングスポット:5か所(上野公園、浜町公園、清澄公園、木場公園、夢の島公園)

消費cal:約1000kcal

摂取した水分量:1750ml(500mlペットボトル3本、250ml缶1本)

交通費:0円

 

正直5時間30分歩いて約1000kcalはちょっとコスパが悪く見えますね・・・

「歩いて東京縦断しました!」って胸を張って言えるので、全然いいですけど!

 

東京は坂が多いってよく言いますが、今回歩いた道は坂が少なくてほとんど平坦な道だったのがよかったです。

普段運動不足な自分には20kmが限界で、本当にこれ以上は歩けないという感じです・・・

 

東京縦断のおすすめポイントとしては、

  1. 「東京を歩いて縦断」の達成感がヤバい
  2. 東京は1~2km歩くと街の雰囲気ががらりと変わるので歩いていて飽きない
  3. コンビニやお店がそこら中にあるので軽装でも問題ない
  4. 駅やバス停がそこら中にあるので正直いつでもギブアップできる

 

軽量の折りたたみ椅子があれば、川沿いなどでいつでも休憩できるのも大正解でした。

 

「ちょっと最近運動不足かも」「何か達成感のあることをしたい」と考えている人は、ぜひ歩いて東京縦断を試してみてくださいね!

 

折りたたみ椅子の紹介「LOGOS トレックチェア」

 

今回持ち歩いたのがチェアリングにおすすめの超軽量、超丈夫な折りたたみ椅子「トレックチェア」

その手軽さからキャンパーやサイクリストからも非常に人気が高いモデルです。

 

トレックチェアはなんと、500mlのペットボトル飲料より軽い400gの超軽量

一般的にチェアリングで使われている折りたたみ椅子の半分以下の重さなんです。

 

しかも超軽量ながら、人工衛星やロケット、航空機、鉄道にも使われる素材を使用していて、なんと120kgまで座ることができます。

 

長い時間持ち運んでも全然疲れず、1秒で組み立てと片付けができるので、一日に何度もチェアリングする際にもおすすめです。

 

バッグに入れていないと損なくらい軽い椅子なんだよ!

 

 

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