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30過ぎて読む「高校生の美術1」【教科書】

こんにちは、毎週都内各地でチェアリングをしている『チェア活!』の編集長です。

 

チェアリングとは簡単に言えば「折りたたみ椅子を置いて、身近な自然を楽しむこと」です。詳しくは👇をご覧ください

samuraisan9001.hatenablog.com

 

今回は30過ぎて読む「高校生の美術1」です。

 

美術館めぐりは好きなものの、美術の基礎知識0。

感覚で好きな絵はあるけれど、何で好きかと言われると答えられない。

そんな感じで30歳になってしまった今、改めてきちんと美術の世界を知りたく、教科書を買ってみました。

 

そもそもはピカソやモネなど西洋絵画に興味があり、15年ぶりに教科書を開いたのですが、驚きました。

イラストレーターの中村佑介さんの作品や鳩サブレのパッケージ、iPodのデザイン、千葉県のマスコットキャラクターチーバくんの特徴など身近なテーマばかり。

 

 

ちなみに中村佑介さんのイラストは音楽の教科書の表紙にもなった事があって、今の高校生さんがとてもうらやましいです!

 

 

多分私が高校生だった15年前よりも内容が読み手に寄り添っていて、「この本を手に取る人に美術に興味を持ってほしい」、そんな強い思いを感じる本です。

 

誰しもがどこかに興味を持ち、その他のページをぐいぐいと読み進めるきっかけが散りばめられています。

 

本の内容としては絵画や彫刻などの個別作品の解説、デッサンやアニメーションなどの技術解説西洋と日本美術の歴史がメインです。

 

特に面白かったのが個別作品の解説で、巨匠の作品についてだけでなく高校生の作品が多く取り扱われています。

同じ年代の人がどの様な想いで、どんな技法を使って、どんな作品を作っているのかがわかります。

遠い世界じゃない、身の回りで生み出される作品の解説が多く入っているのはつい見てしまいますよね。

 

後は写真のページが大好きです。

『チェア活!』でも年間1万枚ほどチェアリングの写真を撮るので、技法の説明はとても勉強になりました。

人の心に残り続ける有名作品は被写体の配列や大きさ、影の位置やコントラストまで計算されていて、徹底的な合理性の気持ちよさがありますね。

 

※こちらは令和4年度版です

 

この本の1ページ目に書かれている「美術とは何か」、この問いかけは30を過ぎた今こそ強く刺さるものです。

それを知らずに、考えずに生きていくことが辛い訳ではありません。

日本文教出版 「高校生の美術1」より

でも美術を知ることは生きることを楽しくしてくれます。

最初はピカソやモネに興味があって開いた教科書ですが、チーバくんや鳩サブレのパッケージのデザインのすごさなど思いもかけない学びがありました。

 

美術館を楽しく見れる様になるだけでなく、身の回りのコンビニやスーパーですら楽しむことができる魔法、それが美術の知識だと感じます。

 

30を過ぎた今だからこそ、手元に置いて何度も読み返したい本です。

 

 

 

美術に興味がある人には美術系スポ根マンガ「ブルーピリオド」もおすすめです。

2020年にマンガ大賞を獲った作品で、美術に全く興味がなかった男子高校生が日本一試験が難しい大学、実質倍率200倍の「東京藝術大学」に受験するお話です。

 

扱っているテーマが深く、「藝大受験とは」「子どものころ好きだった絵描きからなぜ離れていってしまうのか」「なぜピカソはすごいのか」など。

 

こちらも手元に置いて何度も読み返したい本なのでチェックしてみてください。

 

 

もう一つおすすめなのがYOUTUBEの「山田五郎 大人の教養講座」です。

ピカソやモネ、ゴッホ、ダ・ヴィンチなどの作品を徹底解説していて、作者の人生や時代背景などをまとめて学ぶことができます。

とても無料とは思えない、教養の宝庫なのでこちらもぜひチェックしてみてください。

www.youtube.com

 

 

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