「ビールに氷!?」と驚く人も多いかもしれませんが、実は暑い気候の国々では、氷を入れたビールは爽やかで飲みやすく、非常に人気があります。
ビールの飲み方も一つの文化であり、それぞれに独自の魅力があります。
ということで、今回は日本ではあまり馴染みがない、東南アジアでは定番の氷ビールについて徹底解説します!
世界の美味しい習慣をマネして、刺激的な体験をしてみようよ!
ビールに氷を入れる国はどこ?
世界有数のビール消費国ベトナムでは、氷ビールは一般的です。
ちなみに2022年のベトナムのビールの年間消費量は世界7位で、日本が10位であることを考えると、ベトナムでどれだけビールが愛されているかよく分かります。
海辺の道路沿いの屋台で #せんべろ
— 立ち飲みOL🍺タイでもお酒🇹🇭 (@tachinomiOL) 2019年9月12日
in Vietnam🇻🇳✨
シュリンプの風味が尋常じゃない😍
美味しすぎてもう1皿頼みそうになったの我慢した!
海からスグそばだから魚介が新鮮らしい🦐✨
ビールは氷入ったグラスで飲む🍺
2杯飲んでもお会計約900円!✨
食べたお皿や缶は、地面に置くスタイルみたい🤔 pic.twitter.com/IKOsoQfw8M
そんなベトナムで氷ビールが定着している理由は以下の2つであると言われています。
- 冷蔵設備の整備が遅かったので、飲み物を氷で冷やすことが一般的だったからから
- 年間平均気温が26°Cと高いので、キンキンに冷えたビールをゴクゴク飲むため
ちなみに似た環境のタイ、シンガポールなどでもビールは氷入りのグラスで提供されるのが一般的です。
逆にイギリス、ドイツ、ベルギーなど寒い地域では、ビールを常温で飲むことが多く、国によって飲み方の常識は全く違うんです。
日本に氷ビールの習慣はある?
現在の日本だとほとんど見かけない氷ビールですが、戦中戦後生まれの世代の方で、好んで飲んでいる人の話を聞いたことがあります。
また、氷を入れてビールを飲むという習慣は相撲部屋であったそう。
力士たちは飲む量がとても多いため、冷蔵庫では冷やすのでは追いつかないので、どんぶりに氷を入れてそこにビールを注いで飲んでいたそうです。
「かちわりビール」といって、玄人の酒飲みがマネをしたりもしています。
本日「おうちビールを100倍おいしくする方法」更新日です。
— 麦原だいだい/あいろんぱん (@kikuchinaomii) November 1, 2021
超がんばった日には優勝気分バッチリな、かちわりビール!
お手すきの時にでも読んでみてください〜。https://t.co/PRtnpTMYPv pic.twitter.com/1CcfGuDtLM
「この地域では一般的」とか「こういう人が飲んでいた」という国内の氷ビールの情報がありましたら、ぜひコメントください!
実際に氷ビールをやってみた!
ということで、氷ビール未体験の私もチェアリングをしながら挑戦してみました。
コンビニでたっぷりの氷入りのカップが100円ほどで売っているので、お花見などで手軽に氷ビールを楽しむならこれがおすすめです。
今回は爽快な喉越しが特徴の、沖縄の「オリオンビール」を選びました。
氷にビールを注ぐと見た目にも爽やかで、アウトドアにぴったりの見た目。
若干炭酸の抜け具合が気になりますが・・・
しかし、この日は気温が20度近くあったので、キンキンに冷えたビールが最高のはず。
見て下さい、この美味しそうな見た目!
缶ビールとは違って、目でも楽しめるのは氷ビールの大きな魅力ですね。
飲んでみると本当にキンキンに冷えていて、水のようにゴクゴク飲めてしまいます。
缶ビールだと、どうしても最後の1/4くらいは少しぬるくなってしまうので、正直ちょっとまずくなるんですよね。
炭酸が若干抜けやすくなっているものの、ぬるくならず常に同じ冷たさで最後まで飲めるのは最高です!
室内だとここまでの爽快感は要らないかもしれないですが、アウトドアだともっと一般的な飲み方になってもいいのかなと個人的には感じました。
ちなみに東南アジアでは時間がたっても薄くならないように、濃いめのビールを使うのが一般的らしいです。
ホップを大量に使用したIPAなんかも相性良さそうですね。
ということで、今回は東南アジアで一般的な氷ビールを紹介しました。
これからの暑い季節、アウトドアでビールを楽しなら、ぜひ一度試してみてくださいね!
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